Windowsタブレット STYLISTIC Q702/G は、2013年発売の機種ですので、かなり旧機種の部類になると思いますが、第3世代のCore i5 CPUを搭載し、BIOSもアップデートされており、Windows10にも対応していますので、モバイル用のサブ機としてはまだ十分使えます。
ペンタブレットですが、作りのしっかりした専用キーボードと合わせてノートパソコンのようにも使えるところも便利です。少し残念なところはSSDの容量が64GB

SSDが安価になりましたので、分解し換装しました。

換装に使用したSSDは、SUNEAST 256GB mSATA SSD です。



《分解の手順》 裏蓋の外し方

(1) カメラ上部の保護カバーを外します。
  ・上の写真の黄色と緑色の指差しマークの位置にツメがあります。
  ・緑色マークの箇所のツメは掛かりが浅く外しやすいため、初めに下(カメラのある方向)
   に押しながら外します。
  ・黄色マークのツメは方向が交差しており、きつめに噛んでいますので、2方向のツメを
   同時に外すイメージで外します。

(2) カバ-下側の赤矢印の位置の保護キャップを外します。
  ・キャップ自体は比較的柔らかいプラスチックですので、矢印の反対方向の低い側から
   浮かすように外します。

(3) ねじを外します。
  ・上部の青矢印の2か所と下部の赤矢印の2か所の4本です。

(4) 裏蓋の両サイドのツメを外します。
  ・ツメは本体側(黒いプラスチック側)に左右2か所づつあります。
  ・ねじを外してフリーになった上部側から裏蓋を浮かしながら、ツメのある個所の隙間を
   ヘラで押すようにするとツメが外れます。ツメの位置は下の写真を参考にしてください。
   (先例を調べましたが、この部分が細かく記載されている例がなく、少し苦労しました。
    力技のような例もありますが、無理をするとツメが折れたり、裏蓋が破損します。)

 裏蓋右
 右側のツメの位置(SDカードスロットの下)

 裏蓋左
 左側のツメの位置(写真の右側はHDMI端子の下)


  ・左右のツメが外れると3方向がフリーになりますので、裏蓋が外れます。


《SSDの交換》
  ・下の写真の赤色の四角で囲んだ部分にSSDがあります。
  ・緑矢印の箇所のねじを外すと、SSDが外せます。
  ・上方向に引き上げるようにコネクタから外して交換します。
   (斜め挿しではなく、上方向にスライドすると外れます。)

 本体基盤(黄色の指差しマークの箇所は裏蓋のツメ)


裏蓋の左右の4か所のツメを外す際に少し迷いましたが、全体の作業時間は30分程度でした。

SSDはAmazon(SUNEAST 256GB 内蔵SSD mSATA 日本国内3年保証)で調達しました。
私の購入時には、販売者と発送者がAmazonの場合で、4,699円でした。

換装のための SSDのクローン作業については、こちら をご覧ください。