リースアップの LIFEBOOK S935/K を1万2千円で購入しました。
第5世代Corei5-5300U搭載の2016年モデル、メモリ2GB、SSD128MB、OSはWindows7proでした。
今回は、本体ではなくマルチベイ用DVDドライブの入手が目的でしたので、価格優先で選択したのですが、キーボードなどの内側の使用感が少なく綺麗な本体でした。このため、本体は家族用のパソコンとして整備することにしました。
外観は価格相応で背面パネルが擦り傷で半艶状態。ところどころ小傷もあり、リースアップですので管理用シールの跡などもありました。かなりテンションの下がる状態でした。
まずは、手軽にできる背面パネルの傷消しと艶出し仕上げをしました。
傷消しと艶出し仕上げ後のS935/K
シール痕はなくなり、磨く前にはほとんど見えなかった銀ラメが見えるようになりました。
使用したのは、プラモデルメーカー・ハセガワのコンパウンドとコーティングポリマー。
模型用ですが、プラスチック塗装面の修復と仕上げに最適です。
コンパウンドの磨き用とコーティング用のウエスには「シルコットのなめらか仕立て」
仕上げの拭き上げには、ハセガワのポリッシングクロス。
鏡面素材は、ウエスのきめ細やかさが仕上げに影響しますので、ウエスの選択も重要です。
《作業手順》
1) 傷消しと下地磨き:コンパウンド+シルコット
2) 艶出しコーティング:ポリマー+シルコット
3) 艶出し磨き:ポリッシングクロス
作業時間は20分程度でした。
外観がきれいになると、別物のように見えてきます。
どの程度まで修復できるのかわからず、修復前の写真を取り損ねるほど、作業前はひどい状態でしたので、手軽で満足度の高い修復。おすすめです。